CEO MESSAGE

CEOメッセージ

ceo

私は、ヒマラヤを望むネパールの辺境コタン郡の村で生まれた普通の少年でしたが、ネパールの国費奨学金を受ける機会に恵まれ、名門校ブダニルカンタ学校で勉強に励むことができました。その出来事は、私にとって人生のターニングポイントになりました。

私は、ブダニルカンタ学校の学生だったときに生徒会長を務め、質の高い教育と質の高い生活を受けることができました。当時でさえ、このような機会を与えてくれた母国にいつも感謝していましたし、その後、日本に来日してからも、私は、自分の国に恩返しをすることにさらに献身的になりました。

日本に留学していた頃、ネパールに学校を設立するという小さなプロジェクトを始めました。母国に恩返しをするという私の夢は徐々に実現しつつありましたが、学生やスタッフの数が増えるにつれて運営費も増え、この夢を実現するのが難しくなっていきました。

日本の大学を卒業後、ソフトバンク株式会社に勤め、自分の給料で学校の運営費を補填していました。数年続けた結果、ようやく持続可能な計画ではないことに気づきました。さらに、母国に恩返しするという私の最終的な目標は、小さな学校を設立するだけでは実現しませんでした。

国に恩返しするという究極の目標を達成するために、私は、自分の国の最も難解な問題を解決する必要があることを理解するようになりました。ネパールは内陸国であり発展途上国であり、急速な発展の過程に着手するための多くのインフラと資源を欠いています。

新卒者の雇用機会はほとんどなく、私たちの経済も非常に脆弱です。その結果、毎年何千人ものネパールの若者がより良い機会とより良い生活を求めてネパールを離れています。

ネパールの経済は、こうした海外で労働する若者からの送金や先進国からのODAによって支えられています。これは、国が長期的に経済を運営するための持続可能な方法ではありません。私が日本で学んだように、国が繁栄するためには、経済を強化し、強力な産業を必要としています。

ネパールは内陸国であり、資源が不足していますが、IT技術やインテリジェンスを活用して、国境を越えたIT産業を創出できる可能性があります。そこで、ネパールのIT専門家と日本企業をつなぐために、2019年にTAI Inc.(テクノロジー&インテリジェンス)を立ち上げました。

TAI Inc.を日本とネパールのITの架け橋にし、最終的にはネパールのGDPを1%加速させるほどの規模のITアウトソーシング企業に成長させたいです。TAIは、私たちの国を笑顔にし、「笑顔のネパール」という夢を実現することを究極の目標としてスタートしました。

シャラド・ライ
TAI CEO

logo

採用情報

Recruit

@2024 TAI Inc. 利用規約 プライバシーポリシー